OLYMPUS μ795SW 届きました

触ってから数時間も経ってないですがまとまりもない感想など。マニュアルはWeb上で公開されています。親切ですね。

  • 箱を開けるとマニュアル以外の赤い紙。「電池の入れ方について」と書いてある。「電池を逆に入れた場合には、電池を取り出せなくなります。無理に取り出さず、当社修理センター、またはサービスステーションにご相談ください。」だって。こりゃ設計ミスじゃないのか? 取り出せなくなるなら逆に入らない形にすべきでしょ。本当に取りだせなくなるのかは怖くて試せないから不明だけど。
  • 金属の外観が高級感あって良いです。ちなみに買ったのはダークシルバーです。チタンっぽい色。
  • バッテリーを入れるための蓋を開ける。10m防水なのでめんどくさい方法で開閉するのかと思ったら普通でした。Web上の評価によるとバッテリーの持ちは良くはないらしいですがまだ不明。
  • 次にメディアを入れる。主流ではないxDピクチャーカード。最近はメディアも安くなったので使いまわしは考えないことにします。本音を言えばSDカードに対応していると良かったんだけどね。
  • ホールドするとき、右前面には指が引っかかるように出ている部分がある。このおかげでいくらか滑りづらいようになっている。
  • 何枚か試し取りして再生。液晶モニタの表示がなんだか白っぽい。露出オーバーの傾向があるのかと思ったけどそれにしても変。撮影データをPCに移動して確認したところ、これは普通に見える。単に明るいわけじゃなくて、コントラストが低いというか、黒部分がグレーになっているというか、とにかく変な感じ。
  • 撮影後に再生するには再生ボタンを押すだけなのでこれは楽。IXY 900ISはダイヤルで切り替えだったので面倒だった(人によっては撮影モード、再生モードが分かれていたほうが分かりやすいようだ)。
  • 再生時には画像の上に画像サイズだのホワイトバランスだの感度だの日付だの文字表示されてとても見えづらい。文字表示は3秒ほどで消える他、OKボタンでも消せるのだけど、表示しないようには出来ないようだ。そのくせもう一度表示するためには一度別の写真を表示する等してから戻らないといけない。開発者の自己満足っぽい機能。これは再生中にOKを押したら各種データを表示するようにしたほうが良いと思うが。アップデートで消せるようにならんかな。
  • ボタンを押した時、アイコンとオフ/オンしか表示されず、何の機能の設定なのか不明なものがある。IXYでは必ず何の設定なのか表示が出ていたように思う。マニュアル見て覚えれば済む話ではあるけど、マニュアルが無い状態で忘れたらどうしようもない。

なんだか不満点ばかり書いてるな。まあこのカメラを選択したのは防水、対衝撃が目的でだったので満足しているんですが、どうもおしいところが多いような気がする。


前回の続きです。その後の撮影で分かったことなども含めて(2008/2/5)。

  • バッテリー表示は残量によって表示が変わります。バッテリーが少なくなってくると電池マークが赤くなり、いかにも充電してくださいって感じの表示になります。この表示になるまではかなり早かった気がします。しかし、ここからかなりの時間撮影できます。1日数枚しか撮影しなかったのですが何日も撮影でき、全然バッテリーが切れる気配が無いものだから「残量の計測がおかしいんじゃないか」と思いました。最終的には警告表示が出て強制的に電源OFFされましたが。撮影しては休み、撮影しては休みだったのでこういう結果になったのかも知れません。仕様どおり220枚くらいは撮影できてます。
  • オートフォーカスでピントが合った場合、画面左上隅に緑のまる「●」が点灯します。オートフォーカスでピントが合わなかった場合はこの●が点滅しますが、画面の隅に表示されてるのではっきり言って見てません。何で画面中央に表示している枠の表示を変化させないのだろうと思います。特許がらみで仕方が無いんでしょうか。
  • 「手ブレ軽減機能」はモードのひとつとして存在します。そのため他のモードと併用できません。「プログラムオートにして手ブレ軽減ON」とか「ポートレートモードにして手ブレON」というふうには使えません。
  • AFの顔検出は記念写真的な被写体がカメラの方を向いている時意外は使い物になりません。ちょっと横向いただけで追従できません。
  1. 「顔検出パーフェクトショット」という「逆光時でも被写体を明るくする」という機能があるのですが、シーンモードでは使えません。つまり「ポートレートモード」では使えません。機能的な制約のせいなんでしょうがなんとも……。
  • ISOオートにしていても、暗い時に上限まで感度を上げてくれるわけではないようです。あきらかにブレる状態(最望遠なのに1/4秒とか)でもダメ。ノイズがのってもいいからブレを防ぎたいという場合には手動で感度を上げるしかないようです。
  • 露出補正で+補正しても撮影される画像にあまり変化がありません。+2.0して撮影するとき、液晶表示は真っ白に近いのですが、撮影すると+0.0とあまり違いがありません。単なるバグかもしれませんがこんな基本的なことがバグってるカメラはどうかと思います。露出を変えて撮影

左から -2.0,-1.0,補正なし,+1.0,+2.0です。+1.0と+2.0の差がほとんどない。

  • 充電器は使いづらいです。カメラ本体よりも大きな箱に、メガネプラグのケーブル(付属のものは太くて硬い)を差し込んで充電します。充電器を直接コンセントに差し込むことはできません。
  • 「安全にお使いいただくために」を読むと「濡れた手でカメラを操作しない」と書かれています。10m防水なのに!(バッテリー交換しないとかいう意味なんでしょうかね)


防水機能、耐衝撃機能が魅力で買ったわけですが、逆にいえばこの2つの機能が必要なければ絶対にお勧めしません。メニューの操作性もあまりよくなく、ストレスがたまります(慣れの問題は大きいとは思いますが)。IXY Digital 900IS の方が撮影していて楽しいです。結局修理することにしました。